生成AIでランダムのプロンプトを使いたい:Stable Diffusion Web UIのワイルドカード
生成AIのプロンプトをあらかじめ用意しておく、
girl,
だとか、
anime,
girl,
といったようにね。髪型や色、服装や色などはどうかしら?
茶色に固定だとか、赤と茶色の2色をいくつもほしい、あるいはもう少し範囲を増やしたいけれども、いらない・求めていない色は出さないでって時あるわよね。
ワイルドカードはそういったあらかじめ自分が準備した文字の中からランダムで文字を選び出して同じプロンプトでも全く違った生成画像を、コントロールしつつも自由に生成してもらえるというメリットが有るわね。
hair color red,
hair color brown,
hair color yellow,
hair color black,
都度都度自分が欲しい色を準備しておくのもいいけれども、それがランダムで自分が準備した文字の中から文字を自動的に生成の過程でプログラムが選択してくれて、ボタンをクリックしているだけで、red、brown、yellow、blackの中から選び出してくれる。brown、blackだけがいいのならばそれだけを準備しておくのがいいわね。茶色か黒だけ出してほしいときには有効ね。
ワイルドカードのフォルダ
相対的な場所
stable-diffusion-webuiのルートディレクトリ/extensions/sd-dynamic-prompts/wildcards
パス:【ユーザー名】のところを変更してね
※Desktopにインストールしている場合ね。
C:\Users\【ユーザー名】\Desktop\Data\Packages\stable-diffusion-webui\extensions\stable-diffusion-webui-wildcards\wildcards
パス:私の場合
C:\Users\gadic\Desktop\Data\Packages\stable-diffusion-webui\extensions\stable-diffusion-webui-wildcards\wildcards
ワイルドカードのメリット
色や形状などの指定を都度都度行わないと違ったものが生成できないいつもの手入力のプロンプトと違って、自分があらかじめ用意したテキストファイル内の中から文字を選び出してバラエティがありつつも、自分が指定した文字の中から選び出してくれるからコントロールされている。
2種類くらいにすることもできるし、あえて、何十種類も準備しておくことも。似たようなものを並べることで、差はあるけれどもちょうどいいテーマの範囲内であなたのほしい生成画像がえられるんじゃないかしら?
ワイルドカードの上手な使い方
色だけをテキストファイルで用意するにあたって、例えば、10種類レインボーカラーが欲しい場合もあれば、そうじゃないときもあるわよね。茶色っぽい色ばかりだけれども、茶色だけではなくて、明るめ暗めを用意しておく。
brown
light brown
dark brown
こういったようにね。さらに、比率を変更する場合は、同じ文字を入れればいいのよ。
brown
brown
brown
light brown
light brown
dark brown
ダークブラウンは生成されなくはないけれども、ブラウンやライトブラウンを多めにするときはこのようにね。フフフ。楽しくなってきたかしら?